案内係やーぼのブログ

コンサートホールで案内係をしている著者が、出演者・聴衆・スタッフの思いが響き合う、劇場の魅力を語ります。

ハンガリー「ルカーチ温泉」隠れた湯治スポットで癒される

【ハンガリー滞在記2019】#19

2019年4月20日 前編

■この日は、

・ルカーチ温泉(Szent Lukács Gyógyfürdő)
・ブダペストオペレッタ劇場(Budapesti Operett színház)
・セントラル劇場 (Centrál Színház)

を訪れましたので、3つの記事に分けてお送りします。

■ルカーチ温泉(Szent Lukács Gyógyfürdő)

午前中は、ルカーチ温泉を訪れました。

ルカーチ温泉は、トラム6番線に乗って、停留所のMargit híd, budai hídfő から少し歩いたことろにあります。

この日は、休日なので建物の右にある緑の柵の方から入ります。


美しい庭を進んで、行くと奥に見えてくるのが、温泉の入り口。雲一つない青い空と黄色い建物、木々の緑の色彩が絵の中にいるようだ。



抜けるような青い空・クラシカルな黄色い建物・みずみずしい緑の葉をつける木々。

「初夏の頃の若葉のみずみずしい緑色」のことを日本語では「新緑」と呼びますが、ハンガリーでは何と言うのだろう?



奥の扉が入り口。建物へと入っていきます。


さっそく受付へ

エントランス。他の温泉と同じように、人数、キャビンとロッカーどちらを使用するかを伝えて、入場用のリストバンドを受け取ります。


受付スタッフ 「キャビンとロッカー、どちらを希望ですか?」
やーぼ 「キャビン(個室)をお願いします」
受付スタッフ 「何人ですか?」
やーぼ 「むろん一人です」
受付スタッフ 「Where are you from?」
やーぼ 「・・・???」

初めの頃より慣れてきたなーと思っていたのですが、今までにない質問に一瞬戸惑いました。

やーぼ「えーと日本です」

なぜこの質問をされたのかは分かりませんが、この施設は観光客が少ないからかなと思いました。


キャビンの更衣室は、こんな感じ。壁際には、ドライヤーもあります。



ルカーチ温泉(Szent Lukács Gyógyfürdő)は、ハンガリー国内で初めて湯治治療施設として作られた温泉。

広すぎず、狭くもなく、流れるプールやジャグジー、プールやサウナなどが楽しめます。




外の温泉に出ると、青い空と黄色の建物のコントラストがとても素敵です。

セーチェニ温泉(Széchenyi gyógyfürdő)と比べると、団体や観光客は少なく、地元の人が多いのかなと思いました。


室内でパンを食べたりしながら休んでいる人たちもいて、時間の流れがゆっくりしています。



ほかのエリアには、プールもあります。


午前中に訪れたからか人も少なく、とてものんびりできました。こんな風に時間の流れをゆっくり感じる時間は、とても大切だなと思います。

「セーチェニ温泉」もそうですが、建物の色が黄色なのは、空の色や水の色をより楽しむためなのかなと思ったのですが、詳しい方がいましたら、教えてください。


■次回

午後は、ブダペストオペレッタ劇場 (Budapesti Operett színház) へ向かいます。

頭から離れないメロディー、斬新な演出、魅力的なキャスト、お姫様のお部屋のような劇場。

次回、「ブダペストオペレッタ劇場」で、帰ってきてからも頭を離れない、今回の旅で最も印象に残るミュージカルに出会う!!

つづく

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