案内係やーぼのブログ

コンサートホールで案内係をしている著者が、出演者・聴衆・スタッフの思いが響き合い乱反射する、劇場の魅力を語ります。

ハンガリーのアパート、ついに停電が解決!のはずがまさかの展開に

【ハンガリー滞在記2019】#28

2019年4月26日

■ 再びキラーイ温泉に行く。

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一回訪れてとても良かったので、再び行ったら、その時は工事中。今回ようやくリベンジできました。工事では、キャビンのロックを新しくしたよう。

今回は、前回行ったとき気が付かなかった野外風呂や混んでいて入れなかったジャグジーも満喫。天気も良く気温も30℃近い。

施設内の趣の織る階段。



■ショッピングセンターへ

その後は、大きなショッピングセンターを訪れました。センターの外壁には、登山メーカー「Mammut」の文字が、ひときわ目立っています。


かなり大きなショップングセンターで、何度も自分がどこにいるのか分からなくなりました。




■船に乗る。

ハンガリーには、電車・バス・トラムなどの交通機関が乗り放題のチケットがあるのですが、これがとれも便利です。

日本にも各会社が出している、乗り放題チケットはありますが、なんでも乗れるわけではなく、範囲が限られています。

しかし、ハンガリーの乗り放題チケットは、公共交通機関のほとんどが乗り放題なので、滞在期間中、トラムでいろいろな場所に行きました。

トラムに乗って街を眺めているだけでも楽しいですし、終点まで行って、線路をつたって元の場所まで歩いて街の様子を味わいました。

そんな、乗り放題チケットは、なんと川を渡る「船」にも適応されています。土日祝日は、別途料金がかかるのですが、平日は乗り放題チケットで乗れました。(2019年当時)


ということで、今回初めて「船」に乗りました。

ハンガリーには、今までに3回ほど訪れていますが、私はすごいビビりなので「温泉」に行ったり「船」に乗ったりしたことはありませんでした。

なので、2019年の滞在時には、いろいろなことに挑戦しました。

その程度のことかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

そうだよ、その程度のことだよ!!!

ですが、人によって成長や経験のスピードは違うので、たとえ小さくても昨日の自分を超えていくことが大切だと思います。


船に乗ると、祖母のことを思い出します。私の祖母は、もうなくなりましたが、本土と島の両方に住んでいて、島に住んでいたころは、夜行の船に乗って会いに行っていました。

電車やバスとは違う、陸から離れる感覚が、なんとも寂しくて、飛行機とも違うあの感覚は何なのでしょう。分かる方がいたら教えてください。



停留所で人を乗せては、長いことかけて進んでいきます。食料を持ち込むとより楽しめるなーと思いました。


私が、初めて訪れた地域は「内モンゴル」でした。その時は、大阪から船に乗って、2日間かけて、上海に着いたのですが、船は、できることが限られていて、だけれども、飛行機ほど狭くないので、初めて会った人とも自分の内面で向き合えるのを感じました。

それは、こういう小さい船での短時間でも起きる気がします。

だから、船は誰かと一緒に乗りたい乗り物です。

■数日前の停電、その後

ない語学力を絞って、調べて、ようやくアパートのオーナーと連絡を取り合った結果、停電が直りました。

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やはり、ブレーカーが下がったことが原因だったようです。

私もそれを疑って、ブレーカーは何度か上げ下げしてみたが、やり方が違っていたのだろうか?私の外出中に直してくれたらしい...。

停電してからの数日間は、やっぱり弁償なのではないかと思い、海外保険の細かい文字を読んだり、Wifiスポットを探しては、解決方法を調べたりで、落ち着きませんでした。

なので、もとに戻って、とっても、とってもホッとしました。

些細なことであっても、自分はこんなにも無知で非力なのだと、改めて感じた出来事でした。


■ピザ屋さん

この日は、日も暮れていたので、ピザをテイクアウトして、食べることにしました。

ブダペストは、ピザ屋さんが多く、いろいろなところで売っています。

停電が直ってひとまず、安心。

■クレジットカード

ハンガリーでは、クレジットカードでの決済が進んでいます。ですので、必要なお金だけを両替しておき、あとはクレジットカードを使うとスムーズです。

この時すでに、ハンガリーではタッチ決済が進んでいたのですが、私のカードはまだ対応していなかったので、差し込みで決済をしていました。

音楽をかけてノリノリの店員さんからピザを受け取り、クレジットカードを渡します。

すると、カードの機会ごと店員さんが手を滑らせて床に落としてしまいました。


・・・。

私のクレジットカードは、どうなったでしょう。


パキッ。


停電が解決した私をさらなる悲劇が襲います。

つづく。