【ハンガリー滞在記2019】#30
2019年4月27日
■朝6時にアパートを出発して、王宮の丘へ。
トラム4番線に乗って、停留所 Margit híd, budai hídfő で降り、川沿いを散歩。そこから坂や階段を上って、丘の上を目指す。
昨日の暑さはどこへやら、気温は10℃ほど下回り肌寒い。
階段を発見。
地図を見ずに上っていくと、景色が一転。丘の上に!早朝なので、教会もレストランも閉まっている。なので、人はほとんどいない。
そのまま、おもむくままに歩く。すると、遺跡のような場所が!
さらに進むと、素敵な建物が!
城壁や建物の石やレンガを見ると、古いものと新しいものがあることに気づく。
マーチャーシュ教会のあたりは、どれも新しいが、そこを離れるにつれ、昔からの石やレンガが使われている。
さらに進むと、遺跡のような場所が!ときどき犬の散歩をしている人を見かけるが、それ以外は誰もいない。
時代をさかのぼって迷い込んだような気持ち。
ヒストリーミュージアム(Military History Institute and Museum)の付近をひたすら散策。
階段という階段を上り、迷宮の中を進む。楽しい。
私は、当時の面影が残る場所や建物を散策することが好きだ。
肌寒い中、上っては降り、降りては上り、入っては出、出ては入りを繰り返し、いつの間にか午前9時に。まだ、散策したかったのですが、チェックアウトの時間に遅れてしまうので、丘を降りることにしました。
■今日からは、メドーズ ホテル Medos Hotel Budapest に宿泊。
■ハンガリー国立オペラ劇場の見学ツアー
以前から行きたかった、オペラ座のツアーに参加しました。
工事をする前に訪れたことがあるのですが、その時も感じた美しさの秘密を味わいます。
私も日本で劇場ツアーのガイドをしていますが、彼女たちがどれほど勉強しているかが伝わってきます。説明も丁寧で、誘導もスマート。
私もその研修が、受けたいです。
オペラ座は、席によって入れるエリアが決まっているので、廊下やロビーだからと言って誰でも見れるわけではないのです。
ツアーの最後は、大階段でミニコンサートがありました。
工事が終わったら、ぜひ場内で聴きたいです。
■オペレッタ劇場へミュージカル「回転木馬」を観に行く。
「回転木馬」は初めて見る作品でしたが、相変わらず、ハンガリー語での上演で言葉が分からないのに、すごく考えさせられる作品で、その後何度も思い出しました。
生きること、死ぬこと、残されること、について伝わってくるから不思議です。
特に、ヒロインの女友達役の女優さんがとても素敵で、目が釘付けでした。
ミュージカルっていいね!!