案内係やーぼのブログ

コンサートホールで案内係をしている著者が、出演者・聴衆・スタッフの思いが響き合い乱反射する、劇場の魅力を語ります。

アレクサンダー・テクニーク教師養成の実態~私の心の叫び~

 

■闇と苦悩:アレクサンダー・テクニーク教師養成の真実

これから少しずつ時間をかけて、私が数年前に経験したある教室のアレクサンダー・テクニーク教師養成の実態について、お話しようと思います。

あらかじめ、申し上げますが、すべての教室や教師養成の実態がこうだというわけではありません。どこにでもよい先生やそうでない先生もいます。それは、合唱や声楽も同じです。本来、人々を生き生きさせるものが、逆の状態を招いてしまうことは、どこでも起きうることです。

アレクサンダー・テクニークは、日本での認知度が低いため、何か怪しいものだと思っている人も少なくありません。また、宗教的なものとも違います(宗教を否定しているわけではありません)。そして、現に、アレクサンダー・テクニークはさまざまな人に恩恵をもたらしています。


なので、この記事を読んで、すべてのアレクサンダー・テクニークがよくないものだと誤解してしまうのは残念なことです。

なぜなら、アレクサンダー・テクニークは素晴らしいテクニークだからです。

しかし、それでもあえてこの記事を書こうと思ったのは、その場所を離れて新たに見えてきたものがあり、ようやく当時のことと向かい合えるようになったこと。そして、どんなに素晴らしいものも、それを伝える人によって、全く違うものにもなりうるということを伝えたかったからです。

ここに書かれていることは、私が通った”ある教師養成の教室”と”その校長”の一つの実態に過ぎません。そして、ここに書かれていることは、当然ですが、私個人の意見です。ですので、ほかの人々とは意見が異なることをご了承ください。

この続きはcodocで購入