案内係やーぼのブログ

コンサートホールで案内係をしている著者が、出演者・聴衆・スタッフの思いが響き合い乱反射する、劇場の魅力を語ります。

今後の冒険プラン(仮)を作りました

■突然ですが、

『スタンフォード式 人生デザイン講座』 (ハヤカワ文庫NF) 文庫 – 2019/10/5ビル バーネット (著), デイヴ エヴァンス (著), 
を読んで、「冒険(オデッセイ)プラン」を考えたので、発表します。


プラン① 「コンサートを支える」現在の仕事を貫く

プラン② 今の仕事やポジションを捨てて「ハンガリーに留学」する

プラン③ 空き家を譲ってもらい「サードプレイス」を創り、運営する

プラン④ 現在関わっている分野とは違う分野で「誰かの夢や実現したいことを全力でサポート」する

プラン⑤ 「田舎に引っ越し」て、現地の仕事をしながら半分自給自足の生活をする


■プラン① 「コンサートを支える」現在の仕事を貫く

私は、人が人らしく生きるためには、日常と非日常を行き来することが必要だと考えています。災害やウイルス、戦争など悲しい出来事に直面したとき、現実だけを見続けながら生きることは困難で、非日常と触れその世界を散歩することが、再び現実と向き合うための余白になると考えているからです。

コンサートを支える仕事は、人々の異世界の散歩を支えることだと思います。幸いなことにコンサートホールの仕事は、私のキャラクターとの親和性も高く、大変なこともたくさんありますが、素晴らしい仲間に囲まれて、積み重ねたキャリアもあります。今の私の生活は、この仕事をこれから先も続けていくという人生に向かっている気がします。


■プラン② 今の仕事やポジションを捨てて「ハンガリーに留学」する

しかし、私にはずっと実現したいとひそかに思っていたことがあります。それが、ハンガリーでコダーイやカルドシュパールの考えに基づく、合唱や音楽教育を学ぶことです。

私は、短期の音楽セミナーに参加するために何度かハンガリーを訪れていますが、そのたびにこの考え方や教育法をもっと学びたいと思っていました。そして、最後に訪れた時に、それなら1年間学べる学校があるので、そこに通うのはどうかと教えていただいたのです。

しかし、やることなすことすべてがスローテンポの私は、決断することができず、今に至っています。多分今回が最後のチャンスになると思っています。なので、もしできたら実現したいです。


案内係の仕事はその場に行って行うもので、オンラインでできる仕事ではありません。つまり、出勤する必要があるのです。ですので、もしハンガリーへ行くなら、日本での仕事やポジションを捨てて、別の収入源を探さなければなりません。



■プラン③ 空き家を譲ってもらい「サードプレイス」を創り、運営する


「サードプレイス」を創ることは、小学生の時からの目標でした。小さい場所でさまざまな人が安らげる空間を作りたいと思っていたのです。しかし、その頃の私はそれをどう表現したらよいか分からず、小さい場所でパン屋さんをしたいと文集に書いています。

しかし、パンを売ることが本当の思いでないことは知っていました。それでもパン屋さんと書いたのは、電車のガード下の狭いスペースにある近所のパン屋さんを見ていて、どんな場所であっても人々の居場所は作れると感じていたからでした。

もう一つは、素晴らしい技術が投入されて作られ、一度壊したら現在の技術では二度と建てることのできない古民家を次の世代へとつないでいきたいという思いです。

母の実家は、築200年近い家で、小さいころからその家に新しく建てられた家にはない価値を感じていました。そして、住む人を失ったらその家は朽ちてしまうことも…。そして、それは今現実になりつつあります。

また、父の実家も建築年数はそこまでではないものの、祖母が孫たちに活用してほしいと生前よく言っていた家でもあります。

これらの家を活用することは、さまざまな理由で困難なのですが、直接でなくても空き家を活かしたサードプレイスを創ることはできるのではないかと考えています。

サードプレイスは、防音を施して、プロ・アマ問わず音楽をされる方々の集まれる場にしたいです。

なので、空き家を持っている、知っている&無料で提供してもよいという方がいらっしゃいましたら、お知らせいただきたいです。


■プラン④ 現在関わっている分野とは違う分野で「誰かの夢や実現したいことを全力でサポート」する

私は、自分が表に出るよりも誰かをサポートするほうが向いているなと思っています。そして、そのサポートの対象は、コンサートでなくてもいいかなと思ったのです。私は、今までにいろいろな仕事をしてきて、正直自分があまり興味のないものもありました。

ですが、そこに良さを見出すことができれば全力で応援できると気づいたのです。実を言うとコンサートの案内係も劇場のツアーガイドも海外アーティストと関わる業務も始めは何も知らないところから始まりました。特に劇場ツアーの美術品についての解説は、本当にゼロから調べ、学んでいくうちにとても好きになりました。

コピーライターみたいに、これを宣伝してくださいと言われたら、それを好きになれる気質はあるなーと思っています。

特にどれと決めているわけではありませんが、何かプランがありそれを実現するためにサポートが必要な人がいたら、その企画を全力でやりたいなと考えています。


■プラン⑤ 「田舎に引っ越し」て、現地の仕事をしながら半分自給自足の生活をする

私は、古民家を再生したり、活用していきたいという思いがあるのですが、全然実現できていません。私は、東京で育ったため、そのほかの地域に住むことにピンときていないのもあります。ですが、その夢も捨てきれずにいます。なので、短期間だけでもいいので、実現したいと思っています。

全くプランはありませんが、住める場所を知っているという方がいらっしゃいましたら、お知らせください。


ということで、まとまりがありませんが、やーぼの冒険プランでした。