案内係やーぼのブログ

コンサートホールで案内係をしている著者が、出演者・聴衆・スタッフの思いが響き合う、劇場の魅力を語ります。

ハンガリー国立歌劇場とオペラ座の友人

◾️ハンガリー国立歌劇場 Magyar Állami Operaház


4年前からずっとずっと行きたかった、ハンガリー国立歌劇場を訪れる事ができました!

改装工事を終えた、ハンガリー国立歌劇場 Magyar Állami Operaházです。

4年前は、まだ修復工事中でツアーで回っただけだったのですが、今回は劇場の中を余す事なく堪能する事ができました。

今回オペラ座を訪れて思ったのは、

歴史、デザイン、規模、設備、ホスピタリティの全てが素晴らしいということ。


私は、日本で100を超えるホールで仕事をしてきました。そして、主にヨーロッパの国々から招聘されたアーティストやスタッフを支える仕事をしてきました。

私は頭ではヨーロッパのホールは歴史もありますし、デザインも美しい。そして、人々のホールやコンサートに対する意識が違うことも分かっていました。

それでも、日本のホールの方が優れているという気持ちがあり、そう意識で働いていました。

でも、

ハンガリー国立歌劇場を訪れて、彼らはこういう場所から訪れていたのか…。

と圧倒的なものを目の前にして、日本のホールはさぞかし、狭くて設備が古くて使いづらかっただろうと思いました。