案内係やーぼのブログ

コンサートホールで案内係をしている著者が、出演者・聴衆・スタッフの思いが響き合い乱反射する、劇場の魅力を語ります。

ハンガリー「フォアグラ」を調理して考えたこと

【ハンガリー滞在記2019】#22

2019年4月21日

フォアグラの前に劇場の紹介を一つ。

■Thália 劇場(Thália Színház)

この日の朝は、子供向けのお芝居を鑑賞するために、Thália 劇場(Thália Színház)のアリゾナ(ARIZONA STÚDIÓ)へ



Thália 劇場(Thália Színház)は、ホールがいくつかあるのですが、アリゾナ(ARIZONA STÚDIÓは、劇場内が黒でおおわれ、演目に合わせて客席や舞台を自由にデザインできる「ブラックボックス型」の劇場でした。

劇場は、コンパクトで舞台との距離も近いです。


このお芝居を鑑賞しに行って驚いたのは、子供向けのお芝居でも簡易的なドリンクコーナーが出ていたこと。と言っても紙パックのジュースなどが2.3種類くらいでしたが。

そして、もう一つの驚きは、子供向けのお芝居なのにキスシーンがあったこと( ゚Д゚)

内容をざっくりいうと、
主人公の女の子とその女の子が好きなんだけれども、意地悪をしてしまう男の子。そして、そのスクールメイトや先生、親戚とのかかわりをコミカルに描いた作品です。

演じているのは全員大人で、舞台は女の子の家や学校。

最後は、全員大人になり、主人公の女の子と意地悪をしてしまう男の子はパートナーになります。そして、キス( ゚Д゚)

ハンガリーは、小学校の音楽の教科書を見ても思うのですが、それらのことがもっと自然に伝えられている感じがします。

文化の違いって面白いですね。


■フォアグラ

先日、中央市場で買ってきた「フォアグラ」を食べることに。

ya-bo.hateblo.jp

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フォアグラは、6500フォリント。かなり大きい。



フライパンで焼いて、ご飯と食べる。なかなか濃厚な味だ。一回焼くごとに油がすごく、調理するのも、片付けるのも大変なので、一度にすべて焼いておき、食べるときに温めることにする。


後日パンにはさんだりして、いろいろな食べ方を楽しみました。それにしてもすごい油。

フォアグラとご飯&味噌汁の組み合わせなんて邪道だと思われるかもしれませんが、合いますよ。本来の食べ方とはだいぶ違うと思いますが。



その国で食べられている食を通して、調理法や歴史、抱えている問題について、調べたり考えたりするのは、なかなかに興味深い。

レストランで、出てきたものを食べただけだったら、おいしかった、だけで終わっていたかもしれませんが、実際に調理したことで見えるものがあると感じました。


■夜は、街をお散歩。


落ち着いた灯りに照らされた歴史的な建物が素敵です。

広場には出店が出ていました。


■次回予告

次の日、アパートである事件が起こります。

次回、ついに弁償!?海外保険の冊子を読み漁る。

 

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