お世話になっております。
居場所・空間を作る人、やーぼです。
今日は、私から大切なお知らせがあります。
この度、小さなサロンを構えることになりました。
名前は、「作品のない美術館」。
美術館といっても、壁に飾る名画も、台座に乗った彫刻も、ここには一つもありません。
では、何を展示するのか。
それは、「あなた自身」です。
雨宿りのための、空っぽの空間
社会という大きな劇場の中で、私たちは毎日、何者かを演じています。
期待に応え、役割をこなし、時に土砂降りの雨に打たれながら。
気がつけば、心は冷たく、ずぶ濡れになっていることもあるかもしれません。
私が作りたかったのは、そんな時にふらりと立ち寄れる「雨宿りの場所」です。
劇場の華やかな舞台ではなく、
幕が上がる前の、あるいは終演後の静かなロビーのような場所。
ここにあるのは、
空が見える窓と、
腰を下ろせる椅子と、
温かいお茶。
それだけです。
資格も、成果も、ここにはいらない
今まで私は、たくさんの勉強をし、資格を取り、何かを成し遂げようと必死に走ってきました。
でも、本当に欲しかったのは、
何者でもない自分として、ただそこに居てもいいという「安心」でした。
この場所は、何かを学ぶ場所ではありません。
自分を磨く場所でもありません。
ただ、濡れた心を乾かし、
本来の自分という温度を取り戻すための「余白」です。
小学生の頃、私が夢見ていた「誰かを笑顔にする空間」が、ようやく一つの形になろうとしています。
秘密のサロンとして
この場所は、看板も出さず、広く公開もしない「秘密のサロン」にしようと思っています。
「やーぼが、何か不思議な場所を始めたらしい」
そんな噂を頼りに辿り着いた方だけが、鍵を開けられる場所。
本物の美術館かどうか。
本物のサロンかどうか。
それは私にも分かりません。
ただ、私がこれまで積み重ねてきた時間と、信じている美学だけを、そこに置いています。
日常の中に、非日常を。
孤独の中に、温かい静寂を。
空の下で、皆さんと「作戦会議」ができる日を、心から楽しみにしています。
居場所・空間を作る人、やーぼ